自動車免許を取得する手順

自動車免許(第一種運転免許)を取得するまでの流れを載せておきます。

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自動車免許を取得する手順

Last update 2010/05/12 05:23

 

 

自動車免許(このサイトでは、第一種普通自動車免許のことを指します)を取得するためには、大きく分けて、

  • 指定自動車教習場を卒業する
  • 運転免許試験場で技能試験を直接受ける

の2通りに別れます。

指定自動車教習場に通うメリット

おそらくほとんどの方が、前者の方法をとると思いますが、メリットとしては技能試験が免除されるだけでなく、「運転を学びながら免許を取得することが出来る」そして何より「確実性」ではないでしょうか。
技能試験は、運転がうまいドライバーでもなかなか一発で取得できないといわれています。
運転などしたこと無い初心者にとっては、場合によっては教習所に通った方が速く、そして確実に取得できるかもしれません。

それと、半義務的に(たいてい予約やスケジュール通りに通わされる)通うことによって、ある程度計画的に取得までのステップを歩めるという面もあると思います。

デメリット

デメリットとしてはなんといっても費用がかさむということと、取得までに時間がかかるということですね。
卒業するためには、実地・学科共に指定時間以上受講することが義務づけられているので、どうしても最低でも十数万円以上の出費が発生します。
実地の場合は、一人の生徒に付き一人の教官で教えることしかできないため(バイクの場合は、生徒2人に対して、教官1人)、どうしても講習料も高くなってしまいます。
それと、メリットの裏返しになりますが、ほとんど予約制なので時間に縛られてしまうというとらえ方も出来るかもしれません。

運転免許試験場で技能試験を直接受けるメリット

こちらの場合は、単純に教習所に通う場合のデメリットがメリットですね。
費用も時間も、最低限に押さえることが出来ます。
ただし、短期間で技能試験に合格すれば・・・という非常に厳しい条件が伴いますが。

デメリット

メリットでも取り上げましたが、技能試験に合格しないとならないという非常に厳しい条件が伴います。
技能試験自体は、教習所通いでも必ず実施されるわけですが、教習所で行われるそれと比べて非常に減点の判定が厳しいといわれています。

指定自動車教習場に通った場合の手順

教習場入学
↓
仮免許検定の合格(技能試験・学科試験)
↓
卒業試験
↓
卒業
↓
本試験(適性試験・学科試験)
↓
免許交付

運転免許試験場で技能試験を直接受けるの手順

独自練習
↓
公安委員会運転免許試験場にて仮免許試験・合格
適性試験・学科試験・技能試験
↓
路上教習
↓
本試験(適性試験・学科試験)
↓
取得時講習(普通車教習・応急救護処置教習)
↓
免許交付

どちらがお勧めか

全く自動車免許を取得したことがないというのであれば、断然「指定自動車教習場を卒業する」パターンです。
実際に技能試験を受けてみるとわかるのですが、運転が上手・不得意か・・・よりも減点を少なくできるかがポイントになってきます。
また、多くの人が(私も含め)、本当に免許が取得できるのか不安に駆られるようです。

私の例でたとえると、私の時代は最も免許を取得する人数が多かった時代で、私と同世代の人数が多かっただけではなく、今まで免許を持っていなかった主婦達がこぞって免許取得に走ったため、教習所はいつもごった返していました。
また、2時間以上かけて専門学校に通っていたのですが、その合間(私の通っている教習所は日曜日が休みだった)を縫って通っていたため、実地教習で判子を押されない事はまれでしたが、半年ぎりぎりまでかかり、やはり不安と憂鬱な日々を送ったことを覚えています。

じゃぁ、一発試験で。という方法の方が気が楽なんじゃないかと思えるかもしれませんが、こちらはこちらで全く車の運転をしたことがなければ、逆に半年以上かかる可能性もあるのと、毎回本番試験というプレッシャーということもあり、あまりお勧めできません。

多少費用がかかっても、教習所通いをお勧めします。

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