仮免許学科

仮免許取得試験(学科)を受けるには、どういう手順を踏んだらいいのか。神奈川(二俣川)の試験場を例に説明します。

自動車普通免許問題集 F-Mon

 
 
 
   
 
 
 

仮免許学科

Last update 2007/05/15 23:16

 

 

普通自動車免許を取得するには、仮免許を取得しないとなりません。
自動車免許には、「仮免許」「第一種」「第二種」の3種類の免許があるんですが、教習場に通っている場合は、比較的すんなり取得できる仮免許。
ところが直接試験場で取得するとなると、結構面倒な手続きや、そして、意外に取得まで時間がかかります。
ただし、どちらにせよ自動車免許を取得するには、仮免許という難題を超えなければなりません。

仮免学科試験の準備

仮免に必要なものは、

住民票

これは本籍記載のものです。
住民票をもらうときに、「本籍記載」にチェック入れるようにしてください。
仮免学科試験を受けるときに、「運転免許申請書」に住所等を記入するのですが、そこに本籍を記入する欄があります。
この用紙に記入した内容が、適性試験前に、住民票と照らし合わせて間違ってないか確認するので、そのときに住民票を見せることになっています。

取消車処分者講習を受ける場合、やはり住民票は必要になってくるので、1枚ではなく複数もらっておいた方がいいかもしれません。

写真

3分間写真でかまいませんが、免許用の3x2.4cmを2枚用意します。
で、大事なポイントとして、試験場に行く前にきちんとこの大きさにカットしておいた方がよいでしょう。
というのも、試験場には3分間写真も、3x2.4cmにカットする機械も用意されていますが、すご~く並んでいます。
見た感じ、自分の番になるまでに20~30分待つんじゃないか・・・ぐらい並んでいました。
なので、2枚ともカットしておいてください。
1枚目は、運転免許申請書に貼り付けます。
2枚目は、適性試験を受ける前の係員のチェックの段階で、運転免許申請書に小さなビニールに入れられて貼り付けられます。

保険証

住民票だけでなく、保険証のような他に身分を証明できるものが必要になってきます。
パスポートや学生証でもいいかもしれません。
必ず持って行くこと。

料金

警視庁のページを見ると仮免許の手数料は5,600円となっていますが、学科試験の時は3,300円の証紙代(試験手数料)しか必要ありません。
神奈川県の場合は、学科に合格してから技能試験の日付を指定されるので、学科試験を初めて受ける日には3,300円のみ(普通自動車の仮免許の場合)でOKです。
(もちろん一応、余分に持って行った方が安心ですが・・・)
とりあえず、合格発表まで1時間程度の時間がかかるので、その間、コンビニに寄ったり、自動販売機で何か飲んだりするので、6,000~7,000円程度は持って行った方がいいかもしれません。
仮免許取得には、これ以外に「試験車使用料 1,100円」と「免許交付手数料 1,200円」が必要になります。
こちらに関しては、技能試験・技能試験合格時必要になってきます。
それと、技能試験は、1回で合格した場合は料金がかかりません。が、2回目以降は「試験手数料 3,300円」が毎回かかるので注意。
つまり、教習所も通わずに一発合格を目指す場合、10回も落ちるとそれだけで5~6万もかかってしまうということです。

ちなみに、試験場では仮免をはじめ、路上試験や、大型用の試験コースの案内図が売られています。(神奈川の場合、入り口入って右奥手前(食堂のとなり、コース側)に、小さな売店があるので、そこで売られています。
試験用のコース案内図がほしい。というと売ってくれます。
仮免許用の案内図は140円程度ですが、大型用だと800円ぐらいするようです。
技能試験も直接試験場で受ける場合は、コースを覚えているかどうかで雲泥の差になってきます。
購入しておくのがベスト。

試験場に着いたら

運転免許申請書

以下は、神奈川の二俣川の試験場の手順になります。
入り口入って左手に、案内所があるので、ここで仮免学科試験に受けに来た候を告げると、「運転免許申請書」がもらえます。
この用紙に、
・今日の日付
・氏名
・生年月日
・電話番号
・本籍
・住所
・受けようとする免許の種類(丸で囲む)
を記入します。

証紙を購入

試験場の人は、全体的にぶっきらぼうです。(笑)
市役所みたいに、丁寧に答えてくれませんし、横柄です。w
なので「証紙を貼って」しか教えてくれませんが、入り口から見て左奥手前、1番窓口が証紙売り場になります。
仮免学科試験の場合は、ここで3,300円支払うと、証紙がもらえるので運転免許申請書に貼り付けます。

適性試験

二俣川の試験場の場合、このあとGの窓口に行って、この用紙を提出します。
で、申請書のチェックがおこなわれるので、いくつか質問を受けますから答えて、視力検査をします。
適性検査といっても、視力検査だけですね。
で、運転免許申請書の書き方なんですけれど、「都道府県」から書くのが正しいようです(見本では都道府県は省かれていた)。
また、住所の最後は「番地」で終える書き方が正しいようです。

学科試験

適性試験が終わると、20~30分ぐらい待たされます。
二俣川の場合は、4番集合場所で待つことになります。
時間がかかるので、どこかへ散歩に行きたくなるかもしれませんが、学科試験が始まるとあっという間に連れて行かされるので、おとなしく待っていた方が吉です。
遅れると、試験を受けさせてもらえません。

試験は、仮免から大型まで同じ教室で受けることになります。
仮免の場合は、問題数が半分なのではやく終わり、途中で退席させられます。
試験の注意としては、とにかく説明があっという間に終わるので、聞き逃していたり、記載ミスがあるとそのまま気が付かないで、次々進んでしまいます。
ちゃんと集中して聞きましょう。
また、携帯電話は電源を切っておきます。
試験中や、説明を聞いているときに携帯電話にふれると、すごく怒られます。
試験中に携帯電話が鳴った場合は、強制的に退室させられるようです。

だいたい、14時ぐらいに試験開始になります。

合格発表

仮免の場合は、試験後、発表まで1時間ぐらいあります。
なので、近場をぶらぶらしていてもかまわないと思います。
合格発表は、だいたい15時50分ぐらいです。
まずは、第一種普通自動車~大型の発表があり、10分後ぐらいに仮免の合格発表があります。
仮免が合格した場合は、1階の講習室で、今後の予定の説明と技能試験を受けるための書類が渡されます。
不合格の場合は、別の場所に連れて行かされます。

ちなみに合格率ですが、意外と低いようで70%ぐらいでした。
つまり、100人中25人は不合格のようです。
仮免の場合は、全部で50問。
6問以上間違えると不合格です。

実際に、私の作成した問題集をやってみればわかると思いますが、免許を持っている人でもかなり難しいでしょう。
私の周りの人間(すべて免許所有者)にやらせたところ、全員不合格。
しかも、全員50問中15問以上間違えた人ばかり。
こればっかりは慣れるしかありませんね~。

2007/05/15 23:16 | このページのトップへ | コメントを書く | 管理

 
 
 
 

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