バイクの防寒着と対策

バイクに乗り始めてわかったことの1つが、防寒対策の重要性。とにかくバイクは秋から春先にかけて、防寒着をしっかり見つけないと、とんでもないことになります。私は、この期間でもまったく悩まずに過ごすことがで

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バイクの防寒着と対策

Last update 2013/05/23 12:25

 

 

バイクに乗ってはじめてわかったのが、防寒対策の大切さ。
実はバイクに乗ると、夏は暑さで蒸れるんじゃないか、なんて思うかもしれませんが、夏ですら防寒着が必要だということ。
私が小型自動二輪に乗り始めた2013年の夏、35度を超える暑さが続く日、午後3時頃、近所のホームセンターに買い物に行きました。が、気がついたら日が沈み始める18時。
私は本気で「あ!しまった!」と声を上げてしまいました。というのも、夏でも日が暮れた時間にTシャツでバイクに乗ると、凍え死ぬんじゃないかってぐらいすごく寒いんです。
私は暑いのが大っ嫌いで、夏は常にTシャツ1枚で過ごしているのですが、バイクでは風圧がすごいので、暑さより風による体温低下のほうがずっと大事なんです。
というのも、例えば気温30度の時に風速60kmで走ると、湿度40%の状態だと、体感温度は22度ぐらいまで下がるんです。
22度って言うと、冬の暖房をつけてトレーナーやらセーターを着ていないと寒くて寒くてしょうがない状態。
ジャンパーなど外出用の服を着ていないと、寒い温度なんです。
バイク通勤をしだしたのが5月だったのですが、気温が30度を超えだした6月に、一度、Tシャツ、長袖のシャツ、パーカーで出勤したんですけれど、寒くて凍えそうだったんです。それぐらい体感温度というのは、バイクでは大切なんです。

防寒着を探せ!

小型自動二輪の免許をとって、はじめての冬。夏ですらこの寒さ。
私は夜間勤務をしていて、自宅に帰るのが朝の5時で、最も気温が下がる時間帯。
冬の2月にもなると、外気温はマイナス2度ぐらいになる時があります。
マイナス2度の時に、湿度30%で60キロ走行をすると、体感温度はマイナス17度にまで下がります。
これに耐えれるような防寒着を探そうと思ったんですけれど、インターネットで検索してもいいのが見つからない!
これだけ科学が進化した時代、すごい防寒着があるんじゃないかと色々検索したものの、なかなかいい物がない。
そこで自己流で防寒着を探してみました。
以下に紹介する、私が冬過ごした防寒着を着ていれば、たいていの寒さでもへっちゃらだと思います。

長袖のTシャツ

ユニクロの長Tまず、今年の冬からはじめて長袖のTシャツを着ることにしました。正確に言うと2012年の11月ぐらいから着だしたのですが、私は肌が弱く、締め付けられるのが嫌いだったので、今まで長袖のTシャツは着たことがなかったんですけれど、少しでも寒さに耐えれるように、はじめてユニクロで長袖のTシャツを購入したんです。が、これがすんごい暖かい!
バイクに載っている間だけでなく、普段過ごしている時でもすごく暖かい。
冬のバイク乗りには、長袖のTシャツは必須です。

私が着ているものは、ユニクロのヒートテックの長袖のTシャツを着ています。だいたい5着ぐらいあれば、一冬をローテーションして着続けることが出来ると思います。

長袖のフリース

ユニクロの長袖フリース長袖のTシャツの暖かさを知った私は、その上に長袖のフリースを着ています。
私は締め付けられるのが嫌いなので、なるべく重ね着はしたくなかったのですが、このユニクロの長袖のフリースは、生地がすごく薄くて、軽いので、着ていることを忘れてしまうぐらいの着心地なんです。
一度、このフリースを洗濯して着なかったことがあるのですが、あまりに寒くて「今日はなんでこんな寒いんだろう?」と思っていたら、このフリースを規定なかったことを思い出し、この1枚がいかに大事かわかった覚えがあります。
バイクに乗らなくても、この1枚を着ているだけですごく寒さに耐えれるようになると思います。
それほど洗濯する機会はないと思うので、2枚あれば充分でしょう。

袖にゴムが入っていないので、着苦しいということもないのもポイント。
ただ、ワンランク上のサイズを購入したほうが、よりゆったり着れるかもしれません。

コットンのシャツ

綿のシャツコットン(綿)100%の長袖のシャツ。
ここまですべてユニクロの製品。
コットンのシャツはゴワゴワしにくく、すごく気に入っています。
暑い時はこのシャツを脱げばOK。
私はアトピー性皮膚炎も若干あるので、夏場などはコットンのシャツが一番かぶれにくいんですよね。
だから1年を通して、このコットン100%のシャツは着ています。

ユニクロのウルトラライトダウン

ウルトラライトダウン大ヒットしたユニクロのウルトラライトダウン。
実はこのウルトラライトダウン自体は、それほど暖かくはありません。が、すごく薄くて軽いので重ね着をしても苦しくならないのが特徴。
襟先までチャックが続いているので、チャックを全部閉めれば首元から風が入ってくることも防ぐことができます。

革ジャン

長めの革ジャンそして防寒着として、最も役に立ったのがこの長めの革ジャン。
もう10年以上前に購入したので、ちょっときついし、しかも重い!が、防寒着としては最高!
防寒と言うよりは防風対策というべきかもしれません。
先ほど風で体感温度が下がると書きましたが、革製品の上着は保温性はセーターやダウンジャケットに比べて低いものの、防風性能はピカ一。
60キロで走行していても、革ジャンで覆われている部分に関してはまったく体感温度が下がりません。
ただし、保温性能は低いので、あまりに寒い場所にいるとじわじわと寒さが伝わってきます。
そのため、長袖のTシャツやフリースを下に着ることにより、革ジャンの保温性能をカバーしています。

革ジャンは薄くて安い製品よりは、2万円近くするしっかりした製品のほうがいいです。
以前、GUですごく安い革ジャンが売っていたのですが、軽くて薄くて、いくら防風性能は高くても外部の温度がすぐに伝わってきて、すごく寒かったんです。
なので、重くて動きにくいぐらいの革ジャンのほうが防寒対策としてはベストです。

下半身の防寒対策が大事!

暴風仕様のユニクロの長ズボンさて、防寒対策の要は、上半身だけではありません。
下半身もものすごく大事。
ですが、こちらも安く、そして確実に防寒出来る製品があります。
私が履いているのは、ユニクロで販売されていた防風仕様のズボン。
普通のズボンに見えますが・・・

防風ズボン表面上は風が侵入しないように目が細い布で作られていて、裏側はこのように保温性がたかい細かな毛がびっしり。
これ、結構暖かいです。が・・・
これだけだとマイナス2度の気温では寒さで凍え死にそうになります。

下にジャージを履いているそこで私はこのズボンの下に、部屋着用のジャージを履いているんです。(笑)
で、ジャージの裾を靴下に入れ、このズボンを上に履いているんです。
なのでズボンのサイズは一回り大きいウエストのものを履いています。
効果なんですけれど、びっくり。
すんげー暖かいです。
2月の明け方5時頃、気温はマイナス2度から寒い時はマイナス5度ぐらいにもなります。
国道を2キロほど突っ走るので、60キロほどスピードを出すのですが、まぁ、びっくりするぐらい寒さ知らず。
多分マイナス2度ぐらいなら、このまま1時間ぐらい走り続けてもこの服装なら、へっちゃらですね。
何度も書いていますが、私はアトピー性皮膚炎ってこともあって、服の重ね着が嫌いで、締め付けられるのが嫌いなんです。
その私がこんな重ね着しても、快適に過ごせていたので、多分他の人でも十分防寒対策としてはバッチリなんじゃないかと思います。

フルフェイスは必須

フルフェイスヘルメット最後にヘルメットについて。
ヘルメットは「半帽」「ジェットヘルメット」「フルフェイス」と主に3種類ありますが、冬場に関してはフルフェイスは必須。
というか、小型自動二種以上のバイクに乗るのであれば、ジェットかフルフェイスは必須でしょう。
特に冬場はフルフェイスでないと、全然違います。

フルフェイスだと、息でシールドが曇ってしまうと思われがちですが、私はほとんど(というかまったく)曇り止め対策をしませんでしたが、まったく気になりませんでしたね。
確かに息で曇ってしまうのですが、走行中は外気温が低いのでシールドは曇らないんdす。
ただ、信号に止まった時に曇り出すので、私はその時はシールドを持ち上げています。
この程度で、ほぼシールドの曇りは気にならないと思います。
あとは、ヘルメットの下にユニクロなどで売っている輪っかになったマフラーをかぶっておけば、ほぼヘルメットや革ジャンの中に冷たい冷気が入ってくることはないでしょう。

まとめ

私はバイクはほとんど詳しくないし、周りにもバイク仲間は皆無だったので、防寒対策はどうしようか悩んでいたのですが、結局ベテランのライダー達も防寒対策には苦労しているみたいで、意外と普段着ている服や安く売っている服で何とかなってしまうもんなんです。というか、高い専用の防寒着よりずっと暖かいんじゃないかと思います。
とくに部屋にいるときは、下はジャージ。上はウルトラライトダウンを着ているので、あとは防風ズボンと革ジャンを着て、マフラーをかぶるだけ。
着替える手間もほとんどかかりません。

毎日片道約10キロぐらいの通勤距離を、朝の5時頃走っていますが、音を上げたことは一度もなかったですね。

 

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